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石油業界について 

石油業界の現状

資源に乏しい国である日本においては、海外から輸入する原油が大きなエネルギー源となっています。
国内でも原油の採取がされていますが、シェアとしては1%未満となっているので、実質的にエネルギーの大半は石油元売りによって牛耳られていると言ってもよいでしょう。

日本国内の石油を取り仕切っているのは元売り5社と言われる大手企業です。
具体的にはJXホールディングス、出光興産、東燃ゼネラル石油(ESSO・Mobil・ゼネラル)、コスモエネルギーホールディングス、昭和シェル石油の5つです。

石油元売は原油を調達して製油所でガソリンを加工して卸売することが業務内容となっており、海外で多くの事業を展開しています。
ただここ近年では人口減少に加えてエコブームによるエネルギー需要も低迷していることから、元売り各社の原油処理は2割減となりました。

道路

将来性、転職市場の状況

石油産業は非常に海外の国際情勢に影響を受けやすく、OPECの生産枠維持の方針などにより売上にも多大な影響が出てきます。
そのため原油価格が急落や急騰を繰り返す傾向があり、将来性というところでは不確定な要素が大きくなっているのです。

(参考記事一覧)

  1. (石油元売り大手5社の現状)https://blog.gogo.gs/1481246546/
  2. (国際石油情勢資料)http://www.paj.gr.jp/statis/data/data/2017_data.pdf
  3. (日本の発電力の供給割合)https://sustainablejapan.jp/2017/06/06/electricity-proportion/13961

ただ国際情勢に依存しがちな石油だけでなく、太陽光発電やバイオマス燃料にシフトをする企業も多く、就活においては安定的な人気となっているようです。