公認会計業界について
業界の現状
近年公認会計士の志願者が大幅に減ってきていることから、公認会計士の人手不足が深刻となっており、転職市場としては売り手市場となっています。
まず公認会計士とはどういう仕事かということから説明すると、主に大企業を中心とする監査業務を行うための専門職です。
しかし決算内容は内部で改ざんなどが容易にできてしまうため、会計に詳しい専門家から正しい内容であることを担保してもらう必要があります。
そこで公認会計士は会計の専門家として依頼を受けた企業の会計業務を監査し、正しいことを自らの名前で証明するという方法をとるのです。
かつては大人気職として難関資格であるにも関わらず多くの受験者と合格者がいましたが、ここ8年の間で資格試験の受験者数が52%減少するという極端な不人気となってきました。
しかしながら公認会計士の業務自体はなくなるものではありませんし、景気の回復にともない再び監査業務の需要が高くなっていることから、現在深刻な人手不足の状態になっています。
将来性、転職市場の状況
既に公認会計士の資格を取得している人材については、多くの企業から求人が出されており、争奪戦となっています。
専門サイトでは上記のリンク先のように条件のかなりよい求人も目立っており、今後も不足傾向は続くことから、資格取得を目指す人も大いに推奨されます。
(参考記事一覧)