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物流・運送

人やモノの流通を形成する業界

トラック

物流・運送業界は私達が普段利用している交通インフラやお店に並ぶ商品を運ぶための業界です。
しかし「物流」という言葉は非常に幅が広く、物流・輸送・運送・運輸・配送といったように似たような言葉がたくさんあります。

「物流」という言葉は基本的には生産物を生産者への手元に届くようにすること全般を指しており、「輸送」や「運輸」という言葉にはモノだけでなく旅客も運ぶというニュアンスが含まれます。
実際には旅客と荷物を同じ列車で運ぶなど切り離せない部分がありますが、陸運・海運・空運といったように細かく分類がされているのです。

【運送業界について】
主に陸運業を中心に日本国内の物流全般について大手配送会社などの様子から説明します。

【航空業界について】
LCCなど新規航空会社が参入している航空業界について、就職先としての人気などを説明します。

【鉄道業界について】
鉄道会社が多角経営に乗り出す例が増えている現在、業界全体の再編の動きなどについて。

【海運業界について】
日本大手3社を中心にしている業界の実情について説明します。

激動の2017年から変化を迎える業界

都会

物流・運送業界にとって大きなターニングポイントとなったと言えるのが2017年です。
もともと日本においては物流の多くがトラック事業社の競争によって成り立っていたのですが、これが2017年になり運行管理計の装着義務の拡大や荷待ち時間の記録などを義務化することにより、トラックドライバーの待遇改善が行われています。
またAmazonとの契約による不当な安値配達に対し、国内最大手のヤマト運輸が契約を打ち切るという行動に出たことにより、日本の物流業界は大きなターニングポイントを迎えることになりました。

しかし物流・運送は私達の生活になくてはならないものであり、将来的に完全になくなるということは絶対にありません。

その中にあって今後どのように業界が変化していくか、注意深く見守っていく必要があると言えるでしょう。